ライフプランナーという職業は、お客さまの求める生活に関する希望に対して専門知識と技術を持って適切なアドバイスを行うことが仕事です。
生活に関する内容とは様々で、金融や保険といった一般の方では身に付けることが難しい難解な分野がほとんどで、最近では終活ブームもあって葬儀やお墓、遺言や相続などの問題に特化したライフプランナーも活躍しており、それに関する資格も認定されています。
そんな終活に関わるライフプランナーの代表的な資格について紹介してみましょう。
ライフプランナー資格取得費用と活用方法について
代表的なのは、日本能力開発推進協会が認定する、終活ライフケアプランナーです。
終活を行うための基礎知識からメンタル理論まで身に付けることができ、資格取得には認定の通信講座を受けて在宅試験に合格するだけなので、とても容易な資格です。受験料は5600円ですが、受験資格が認定講座の修了となるため、別途講座費用は必至です。
キャリアカレッジジャパンが提供する通信講座の基本費用は3万7000円ですが、インターネットからの受講申し込みで1万円割引が適応され2万7000円です。支払方法は分割も可能なので、ネット申し込みと合わせれば月々1410円の24か月払いと毎月千円台の支払いで受講可能です。
終活カウンセラーも定番の終活資格です。
こちらは終活カウンセラー協会が認定する資格で、難易度別に初級と上級の二段階に分けられています。またさらに上位資格として、インストラクター養成講座資格も用意されています。
初級の受験料は9970円です。金額に講習代、試験代、事前テキストも含まれているため、別途費用がかかることはありません。ただ、合格後は会員手数料として月380円、年払いでは4560円が必要となります。
上級は受験料が3万9960円で、こちらも初級同様に講習と試験代込みです。別途としては事前審査費に2160円です。
インストラクター養成講座は専門特化した資格なので受験者は限定されますが、受けるとしたら費用は17万円です。
一般の方で終活知識に興味がある、または終活に関わる職業に近いところで働いている方であれば、終活ライフケアプランナー、もしくは終活カウンセラーの初級がお勧めです。
活用方法としては、ご自分への備え、家族や友人たちの終活についてアドバイスをしたり、心の支えになることもできます。
ビジネスであれば葬儀業界、保険業界、医療や福祉業界などに携わっていれば、実際の終活を手伝うことはなくとも知識を新規顧客開拓に有効活用させることができます。