人生のエンディングに関わる大切な役割を果たす、終活ライフケアプランナー。この仕事がしたいと思う人は、終活ライフケアプランナーの資格を取得しなければなりませんが、その方法についてこれから説明します。とはいえ、終活ライフケアプランナーの資格取得方法は、それほど難しいものではありません。
終活ライフケアプランナーの資格取得方法について
終活ライフケアプランナーの協会によって認定された講座があるので、その講座を受講して履修すれば、受験資格を得ることができます。
認定講座は協会が指定した認定教育機関によって提供されますが、その全カリキュラムを修了すれば履修したとみなされます。履修内容については、終活における基礎知識、終末期のケアと死生観の基礎知識です。
以上の知識を認定教育機関において履修すれば、終活ライフケアプランナーの受験資格を得ることができます。
資格取得方法の特徴は、特別な学歴が必要ないことです。資格によっては高卒や大卒の学歴が必要な場合もありますが、終活ライフケアプランナーの場合は学歴が問われません。
認定教育機関のカリキュラムを履修すること、それが資格取得の方法です。とはいえ、カリキュラムを履修すればそれで資格が得られるかというと、それでは終わりません。カリキュラムを修了したら試験を受ける必要があり、これに合格したら晴れて資格取得となります。
ただし通常の資格試験とは違い、終活ライフケアプランナーの場合は、いつでも自宅で受験することができます。
決められた試験日程や会場などはなく、随時、在宅受験することが可能です。
在宅受験はカリキュラム修了後すぐに行うことができ、試験に合格したら資格を取得することができます。
晴れて終活ライフケアプランナーになったら、終活に関する幅広い知識を生かして、依頼者に対して終活に関わるアドバイスやサポートを行うことができるようになります。資格を生かした職業分野は、医療・福祉、葬儀・葬式、不動産、金融、保険などです。
こうしたさまざまな分野で資格を生かせる終活ライフケアプランナーですが、終活の必要性や有効性を伝えなければなりません。そのためには知識だけでなく経験も必要ですが、そうやって経験を積みながら実際的なアドバイスができるようになってはじめて、本当の意味で終活ライフケアプランナーの資格が取得できたといえるでしょう。
ともかくも、終活ライフケアプランナーの資格は、認定教育機関のカリキュラムを履修し、試験を受けて合格することにより取得することができます。